2015年3月8日に放送された「ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV」で
アスリートが本番前に行う「ルーティーン」について紹介されていました。
ルーティーンとは、「きまりきった動作を行う」こと。
同じ動作を繰り返し行うことにより、集中力を高めたり、
気持ちを切り替えたりする効果があります。
とくに、スポーツの前に行う一連の動作を
「プリパフォーマンスルーティーン」というそうです。
あの有名なイチローさんも
「集中力を高める儀式で意識してやっている。
ひとつでも抜けた動作があればやり直すこともある」
とおっしゃるほど大切なルーティーン。
羽生選手もルーティーンをしていた
実は、フィギュアスケートの羽生結弦選手も、
試合前に一連の動作をしているとのことでした。
十字を描いたり、手を合わせるのは知っていましたが、
こんなに毎回シンクロする動作を行っているとは知りませんでした。
では、羽生選手のプリパフォーマンスルーティーンをメモしておきます。
羽生選手のプリパフォーマンスルーティーン
1.屈伸する
まずは屈伸(リンクのふちに掴まりながら)
2.手を広げる
名前を呼ばれたら、手を広げる(観客にむけて)
3.十字を描く
右手で十字を描く(武士の「士」の字という説も)
4.肩をひねる
ジャンプの入りのイメージ(ぐっと引き寄せる感じ)
5.手を合わせる
合掌して集中。
番組では、羽生選手が試合に入る前の映像を重ね合わせていました。
すると見事にぴったりで、美しくてため息がでました。
胸に十字を描く理由
ちなみに、胸に十字を描くのは、
クリスチャンだというわけではなく、
「ジャンプの際に体の軸を意識するため」の
おまじない的なものだそうです。
映像を見ると、
右手を広げ、親指で7回タッチしています。
順番は
1.おでこ
2.鎖骨の真ん中
3.おなかの真ん中
4.左胸(ほぼ肩の近く)
5.右胸
6.右わき腹
7.左わき腹
でした。
格好良いので羽生ファンはぜひマネしてみよう!(笑)