警察犬といえば、ジャーマンシェパードですよね。
これまで大型犬のイメージしかなかった警察犬ですが、最近は小型の警察犬、しかも一般の人が飼育する「嘱託警察犬」が増えているのだそうです。
警察犬は、各都道府県警察が飼育管理し訓練をしている犬と、一般の人が飼育管理し訓練をしている犬とがいます。前者を直轄警察犬と言い、後者を嘱託警察犬と言います。嘱託警察犬は、各道府県警察が毎年、審査会を行い、嘱託する警察犬を選考し指定をしています。日本警察犬協会HPより抜粋
あの有名な「きな子」も嘱託警察犬なのですね。
大型犬だけでなく小さなプードルやミニチュアシュナイザーも警察犬になれるとは。街に馴染んでいる私服警官みたいで格好良いです。
小型犬であるメリット
シェパード等の大型犬でなくても大丈夫なの?と少し心配になるところですが、意外にメリットも多いようです。
小型犬は大型犬より歩幅が小さく、クンクンしている時の息を吸う間隔も大型犬より短いため、わずかなニオイを見逃しにくくなるとのこと。なるほど!
さらに、シェパードなどの大型犬で捜査していると目立つため、捜査中に一般人に声をかけられることもあるようです。その点、普通の小型犬だと捜査していても違和感がないので捜査を中断されることも少ないのだとか。それも良い点ですね。
どんな場面で活躍してる?
嘱託警察犬の出番が圧倒的に多いのは、「認知症のお年寄りが行方不明になった場合の捜索」だそうです。数が多く直轄警察犬だけではとても足りないのですね。
なんとなく捜査=犯罪かと思っていましたが、行方不明者の捜索でしたらわりと身近なことなので、もしかしたら本当に知らずに嘱託警察犬たちとすれ違っているかもしれないですね。
詳しくはこちらの記事を
走れ、ちっちゃな警察犬!―― トイプードルなどの活躍、広がる Yahoo!news
過去に捨てられた経験がある犬で、現在警察犬として活躍している子もいるそうです。読んでいてうるっとしてしまいました。
その子の嘱託式の動画がありましたのでシェアします↓
アンズちゃん可愛いです(^▽^)
犬は本当に偉大な生き物であり、人類の最高の友であると思います。可哀想な目にあう犬たちが少しでも減り、社会に溶け込み活躍する犬たちが増えていったら素敵だなと思います。応援したいです。