フィギュアスケートについての素朴な疑問を調べてみました。
ジャンプの回転数による呼び方です。
1回転ジャンプ → シングル(Single)
2回転ジャンプ → ダブル (Double)
3回転ジャンプ → トリプル(Triple)
4回転ジャンプ → 4回転 ??
5回転ジャンプ → ?????
・・・あれっ!?
なんで4回転からは日本語なのでしょう?
英語圏の人は何と言っているのか気になります。
きっと読みづらくて舌噛みそう系なんだろうなーと予想・・・
一瞬、「4」だからカルテット(quartet)じゃない?と思いましたが、
あれは4人組とか音楽用語で4重奏という意味でした(笑)
というわけで、4回転と、それ以降を調べてみました。
4回転は英語で・・・
Quadruple
でした。やっぱ読めなかった。
その意味は、
「4重の」、4部(4者)からなる
で、カタカナ表記するとクワドラプルだそうです。
このページの単語(quadruple)の横にある[音声を再生]をクリックすると聞くことができます。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/68375/m0u/Quadruple/
でもこれ、さすがに英語圏でも長いし言いづらいので、
「qaud(s)」と短くするそうです。
Wikipediaにも、
「4回転し着氷するジャンプはクアドジャンプまたは4回転と呼ぶ。」とありました。
というわけで、結論は
4回転ジャンプ → クアド(quad)
でした。
(クワドとクアドで表記ゆれがありますが、発音的には中間かも)
はー、スッキリ。
これじゃ定着しないのもうなずけますね。聞いたことなかった。
でもちょっとカッコいいかもしれません。
羽生選手の美しいクアドジャンプ!みたいな。
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ちなみにカルテット(quartet)は4重奏でしたが、
音楽ではクワドラプルも「4拍子」という意味で使うそうです。ほぉー
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では、気になる4回転以上はどう言うのでしょうか?
4回転以降はこう言う
5回転 → クインティプル(quintuple)
6回転 → セクスタプル(sextuple)
7回転 → セプタプル(septuple)
8回転 → オクタプル(octuple)
9回転 → ノナプル(nonuple)
10回転 → ディカプル(decuple)
語尾に「~ple」をつけるんですね。
あまり日本では定着してない言い方です。
やっぱり馴染みがあるのはトリプルまでですね。
いつか、フィギュアスケートでも5回転ジャンプをする選手が出てくるのでしょうか?
スポーツの世界は日々進化していきますけど、
そこまで行くと体の負担が怖いかも。というか速すぎて見えなそう。
全く関係のない余談
10が「ディカプル」というのを知って、
なんとなく、ディカプリオと関係あるのかな?と思いました(笑)
日本でも数字のつく苗字は結構ありますからね。
一之瀬とか二宮とか。
ついでにそれも調べてみました。
すると、
レオナルド・ディカプリオさんはお父様がイタリア系で、
ディカプリオという姓は「カプリ島の」という意味だそうです。
まったく関係ありませんでした。
そして名前の「レオナルド」は
彼がお腹にいる頃、レオナルドダヴィンチの絵の前で
お腹を蹴ったことからつけられたそうです。
へぇー
って何の話だ~ε=(>ε<)