デザインの依頼でDICカラーの指定があり、今までCMYKとRGBしか使用していなかったので、ちょっと困ってしまいました。
なので、色々と調べまくりまして、
1.アプリの色見本(⇒DICカラーガイド)
2.WEBでのDICナンバー検索(⇒DICカラーガイド情報検索)
3.WEBでCMYKをDICに変換(⇒CMYKをDICに変換)
など色々と試してみました。(とくに1と3は助かりました)
ただ、「モニターと実際の色は違う」という事実もありますし、illustratorのスウォッチで表示されるDICカラーと色が違っていたりして、いまいち色に確信が持てませんでした。
でも本家の色見本(大きな単語帳みたいなの)は高いし、場所を取るし、何種類も買わなきゃならないしで「ちょっと本当の色を知りたい」程度だと手が出ません。
本になっている色見本も探したのですが、DICだけ、CMYKだけしかなくて・・・。
悩みに悩んで、やっと良い本を見つけました!
DICの色見本とCMYKの色分割の両方が掲載されている本です。
それがコレ。
DIC プロセスカラーノート 第7版
DlCカラーガイド、DlCカラーカイド PART2の1,289色分のプロセスデータと実際の再現パッチを記載。各種グラフィックアプリケーションに既に搭載されているプロセスデータと同じ掛け合わせですから、デスクトップデザイン時に、実際のカラー印刷色をイメージするツールとなります。
こちらのプロセスカラーノートは、DICカラーガイドとDICカラーガイドPART2の全1,289色を、プロセス4原色インキ(プロセスカラーインキ)の網点比率に分解し、これを標準印刷条件で近似再現した色見本帳です。
手ごろなサイズで、価格は本としては割高ですが、DICとCMYKの両方が見れるので助かっています。
さすがに日本・フランスの伝統色などは載っていないですが、これでも十分役に立ってくれています。やっぱり実際に印刷した色を見れるのはありがたい。
口コミまとめ
<良い口コミ>
・プロセス4色の掛け合わせによる色再現範囲の差が分かる
・一冊でカラーガイドの1・2・3と4・5・6が見られて便利
・色見本帳は結構高価なので、こちらで十分
・モニターの表示色と印刷色の違いに悩んでいたので、とても助かった
・DICで選んだ色がいかにプロセスカラーと違うかを知るには重要な一冊
<いまいちな口コミ>
・セルリングが経年劣化で傷む
・ポケット版もあってほしい
****
やっぱり本物は高い、これで十分。という意見が多くて共感です!
DICとプロセスカラーとの違いもチェックできるしで本当に便利。
実際の本はこんな感じ
中身はこんな感じ。DICナンバーとCMYKの分割割合が書いてあり便利です。
これを見てillustratorを使うと、以前はあった「変な色になったらどうしよう?」という不安も減りました。
DICカラーとCMYKの確認でお困りの方は、ぜひチェックしてみてください。
★楽天でお探しの方はこちらです⇒DICカラーガイド プロセスカラーノート【第7版】(楽天)