ネコ好きさんにおすすめの韓国ドラマを見つけました。
ユ・スンホさん主演の「想像ネコ」です。
なにそれ?というタイトルですが、ネコと人間(漫画の作家さん)の交流を描いたほんわかドラマです。猫のモノローグを吹き替えで語るタイプ。深夜に流れてそうなゆるーい雰囲気です。
1話1時間ではなく、20分程度。ネコ(スコティッシュホールドのポッキル)のメイキングもあり、見るのにも疲れない癒し系のドラマとなっています。
主演はユ・スンホさん
ユ・スンホさんは演技がとても上手な俳優さんです。
最初は時代劇「ペク・ドンス」のウン役(闇の刺客役)でハマりました。他にも、「ドラゴン桜」の韓国版もうまかったし、ヨン様の子役もありました。「会いたい」では悪役でしたがひたすら可哀想で辛かった・・・。
そんなわけで、今回の「想像ネコ」は期待していました。ですが、このドラマの役は笑顔が素敵な「普通」の役でした。闇を抱えた役が絶妙に上手かったのでちょっと意外!でもその普通さがまた良い感じです。
ネコ(ポッキル)も演技が上手い
撮影風景を見ると、やっぱり大変そうだなとは思いますが、このネコさんも演技がお上手です。動じないというか。
ネコとの交流は可愛いです。スンホさんご本人も動物好きらしく、扱いも自然で愛情ある感じが伝わってきて癒されます。時々、妙にネコが人間っぽく描かれますが、そこが「想像」なのでしょうか?
重厚感のあるサスペンスやドロドロ時代物ドラマとは対極のストーリーなので、ミルクティでも飲みながらゆるーく観賞するのにおすすめです。
ネコがちょっとぽっちゃりしてて可愛いです!!
ただひとつ、ネコの脇の下を両手で持ち上げる抱き方が、どうしても気になりました。見た目は確かに可愛いんですけどね。難しいなー
※2016年08月27日(土)にアジアドラマティックTVで一挙放送があります。
追記(ネタバレ少し)
最終話(8話)まで見終わった感想です。
サブタイトルの通り、大切な順番が「ぼく①とポッキル②と彼女③」(①と②は逆か?)で面白かったです。普通のドラマと違ってすぐにヒロインにベタぼれせず、ツンデレもせず、心に壁があってなかなか受け入れません。誠実なところがとても良い。
念願の作家デビューが決まって嬉しいはずなのになぜか泣いてしまうシーンは泣けました。
この方、本当に演技が上手いです。まだ若いのにすごすぎる。いつもは感情を隠す役が多いような気がするので、ポッキルでは笑ったり泣いたり、ネコにだけデレたり(笑)色んな表情が見られる貴重なドラマかもしれません。
「ポッキラー」と「ポッキル氏―」と呼ぶ感じがハマります。
ラストは急展開でちょっとイヤでした。
できれば普通の日常という感じで終わってほしかったですが、主人公の成長という面ではアリなのかな、と思いました。
ゆる系ドラマかと思いきや、どこか不思議な雰囲気のあるドラマでした。