ただ今CSのアジドラにて放送中の韓国ドラマ「大風水」23話まで視聴しました。
(↓ネタバレあります)
主役はチソンさんにチ・ジニさんと豪華キャストで、セットも衣装も超豪華でいつもキラキラしていますね。
時代設定はドラマ「シンイ-信義-」と同じ年代で、チェ・ヨン将軍をイ・ミンホさんが演じていました。イケメンでした。
「大風水」のチェ・ヨン将軍はがっちりとした髭のおじ様で、こちらの方が本物に近いんだろうな~(笑)と思いつつ
高麗末期~李氏朝鮮になるまでの歴史の流れを、風水ネタを交えながら追えるので面白いです。
しかし、
問題は、タイトルにも書いたとおり、肝心の主役である
チサンとヘインの恋愛に感情移入できない!のです。
チサンのヘインの恋愛の流れ
チサンとヘインは、最初は研修生(の見習い?)とその指導役という関係でした。
その頃には恋愛感情はなく、ただヘインがチサンに振り回されつつもどこか憎めず、心配で、応援したくなってしまう。そんな気持ちは感じられました。
ここまでは、ついていけました。
その後、チサンとヘイン、ムハク大師とチサンの父さんと4人で5年間の修行の旅に出るわけですが、その旅の途中から、急に二人がラブラブになりだし、旅の終わりには「私たち結婚しましょう」みたいな流れになっていました。
う、う~ん?
同じ年頃の男女が5年も一緒に旅をしたら、それはそうなるかも?と言い聞かせて無理やり納得しました。
この時点ですでに感情移入できてないのですが、この後はますます置いてけぼりに・・・。
書雲観(ソウングァン)に戻った二人の愛は高まり、ヘインの父の反対も押し切って結婚すると豪語しています。
・・・。
主人公二人の幸せそうな姿に共感できずにイライラするなんて心がすさんでるかもと思いつつ、
結婚式の当日には、ヘインの父から、チサンの父を殺したという真実を突き付けられ、結局結婚式は挙げられず・・・。
しかし、ヘインはチサンにその理由を聞かず、責めまくることもせず、ただチサンを信じて待つことにしたのです。
うん、これは女性としては素晴らしい対応だな、と思いました。
これは、良い奥さんになる流れかも。
ところが、ヘインの父はジョングンによって頭にケガをし、火災になってしまいました。そして、瀕死のヘイン父を助けに行ったチサンに、そのまま殺人の罪が着せられてしまいます。
ジョングンはヘインに「チサンの父を殺した復讐としてヘインの父を殺した」と吹き込みます。
チサンはヘインに「俺はやってない、信じてくれ」と言います。
だってやってないですものね。
当然、ヘインはチサンを信じるのだろうと思いましたが、父の死で混乱していたのか、「父に復讐するために私に近づいたの?」と言いました。
あれ・・・?
そして、10年の月日が流れ
10年後、ヘインは父のしていたことを知るため、再びチサンの元を訪れます。
なんだかイヤな空気が流れる二人。
ヘインは、チサンに「あなたの性格は良く知っている。父の死はあなたのせいではないのだと思う」と言い、今は、チサンのせいだとは思っていないようでした。
しかし、
「あなたとの結婚は終わった、もう夫婦でも何でもない、赤の他人よ」
みたいなことを言いました。
なんか、愛が浅いような・・・。
まぁ、状況が状況だからしょうがないのかな、とは思っても、どうも気持ちが乗りません。
二人の間柄を見せるシーンはいっぱいあったはずなのに、どうしてこんなに感情移入できないんでしょう?
子ども時代は・・・
子ども時代はチサンとパニャの恋愛に発展するのかと思わせて、パニャは王の女になってしまった。
心のどこかで、チサンとパニャの恋愛に期待していたから、ヘインとの恋愛に共感できないんでしょうか?
パニャへの想いは完全に切れてはいないようで、思わせぶりというか、謎です。
そして、ライバルであるジョングン。
この人もかなり不幸な境遇で、その経緯も丁寧に描かれているけど、あまり感情移入できません。いつまでも子どものように嫉妬&執着しているように見えます。
このドラマでは、恋愛面で何を伝えたいのかがいまいち分かりませんでした。
単に歴史に花を添える、という感じなんでしょうか。
このドラマにも色んなカップルがいますが、
・ヨンジとイニム
・国巫とイニム
・チサンとパニャ
・チサンとヘイン
・ジョングンとヘイン
・王様と王妃
・チサンの育ての親夫婦
どれも、いまいち・・・?(^^;
あ、いました。ベストカップルが。
・イ・ソンゲ将軍とその妻
ですね。この二人の恋愛の経緯はまったくと言っていいほど描かれていないのですが、妻が「国を盗む器」のイ・ソンゲ将軍に惚れ込んでいる感じが自然に分かります。
とはいっても、まだ23話までしか見ていないので、今後はどうなるのか分かりませんが、楽しみなドラマではあります。
しかし、恋愛部分への期待は、少なめにしときます(笑)
追記・・・
最後まで見ましたが、感情移入という点ではなんとも言えないドラマでした。
しかし、イ・ソンゲが初代朝鮮王朝の王となる過程は歴史の勉強になりました。そのあと見た「根の深い木‐世宗大王の誓い‐」では、彼の子どもがとんでもない王になっており・・・そして世宗は彼の孫!なるほどね。という感じです。
個人的には「大風水」のあとに「根の深い木」を見ることをおすすめします。(笑)
さらに追記
大風水を見てからは、結局はヘインを演じた女優さんが苦手だったのかもということで納得していました。
「検事プリンセス」も見ましたが、まあまあかな、、、と・・・
しかし!
2016年5月現在に見ている「純情に惚れる」の秘書役はすごく似合っていて素敵です。ストーリーも面白い。
苦手意識が払しょくされて良かったと思った次第です( ´∀` )
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